はじめてのおわかれ。

はじめまして。

たこ焼きの国でお仕事しながら長男(41)と次男(2)を育てています。

いろいろあって、高齢妊娠、そして出産でした。

無事に生まれたら育児ブログを書いてみようと思っていたのに、

生まれてみたらそれどころでは無くなってしまって、

あっという間に月日は流れ流れて、

気がついたら次男はもうすぐ3歳になろうとしていました。 

 

早い、時間の流れるのはこんなにも早かったっけか?

なんて思いつつ、保育園から自転車で次男と帰っていた昨日のことでした。

「今日ね、あきくん(保育園に)きてなかった!」

あきくんは、次男のお友達です。

次男は、同じクラスの中でも割と早い時間に登園するのですが、

あきくんは必ず次男よりも早く来ていて、

いつも「おはよー!」とご挨拶をしては、一緒に遊んでくれていました。

 

「そっかー、あきくん、お病気かな?明日は来るといいねえ」

ところが、あきくんは次の日も来ませんでした。

そして新しいクラスのロッカーにあきくんの名前はなく、、、

退園されたんだなぁ、ということに気づいたのでした。

 

あきくんは、もう保育園には来ないんだよ、

ということを次男に言っても、きっとまだわからないだろう。

ただ、次男の中では、昨日も、今日も、あきくんが来なかった、

その事実だけがあるだけで。

でもいつか、明日も明後日も、もうあきくんは来ないことに

気がつく日が来るのかもしれない。

いや、そんなことに気付くことすらなく、

あきくんがいたことすら忘れてしまう可能性の方が、

きっと高いのでしょう。

小さな次男にはじめて訪れたちいさなおわかれに、

私の方が、少し淋しく悲しくなりました。

 

あきくんのように、いつかこの日常の日々も、

忘れられることはなかったとしても、

でも、次男の記憶の中のずっとずっと奥底に沈んでしまって、

浮かんでくることはなくなるのでしょう。

それはそれで、寂しいなと思ったので、

何かに残しておきたくなったので、

ブログをはじめてみることにしました。

 

基本的には育児ブログではありますが、

仕事のこと、日々のことなどネタがあれば書いてゆくつもりです。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

いつか、このブログを見て、家族で楽しく笑える日が来ますように。

そんな思いを込めて。