びゃおー!がおー!ってかぜがふいて、ぼくがとばされちゃう!

怖がり次男は強風が苦手です。
「とばされそう」になるからだそうです。
我が家が高いところにあるせいか、
風が吹くと結構大きな音がするのですが、
そうなるともう、次男はくっついて離れません。
一体誰に似たのか…って、そういえば長男(41)も
雷が怖い人でありました。。。

そんな話はさておき、
昨日のお迎えの時間は風が吹いていて、
ああ、次男が怖がらずに自転車に
のってくれるとよいなあ、なんて思っていました。
恐怖が頂点に達すると、次男は
なにがなんでも自転車から降りようと暴れるため
たいへん、たいへん危険です。

ところがそんな、心配は杞憂でした。

「かぜがふくと、さくらのはなが
ひらひらひら~ってなるね!」

とうきうきしながら
自転車にのってくれたのです。
我が家から保育園に向かうルートのひとつには
桜並木があり、最近はそこを通って
お花見がてら登園、退園していました。
「風が吹くと、桜の花びらが雪みたいに
ひらひらひら~って降ってくるよ」
と言っていたのをおぼえていたのでしょう。

その日の帰りに通った桜並木は、
もう大分散ってしまって葉桜になっていたけれど、
わずかに残った桜の花びらが
なごり雪のように降ってきて、
次男はうれしそうにそれをみていました。





でも帰宅すると、「かぜのおとがする…」と
ちょっと元気がなくなっていました。